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从《梅花歌序》看大伴旅人的思想根源

日期:2012.01.01 点击数:6

【外文题名】

【作者】 周翔

【关键词】 《梅花歌序》 大伴旅人 思想根源 《兰亭集序》

【外文关键词】

【导师姓名】佟君

【学位名称】硕士

【学位年度】暂无

【学位授予单位】暂无

【录入时间】2015-02-11

【全文挂接】 读秀挂接

【摘要】花歌宴。现在为大家所熟知的《梅花歌三十二首》及《梅花歌序》即是此次歌宴的直接产物。早在日本江户时代,其国学者契冲就在《万叶代匠记》中指出,《梅花歌序》与我国东晋时期的书法家王羲之所着有的《兰亭集序》很相似。自此,众多学者围绕两篇序文的相似性展开考察,几乎一致认定《梅花歌序》是《兰亭集序》的模仿之作。文学史上并非没有后人对前人作品的模仿,只是在认定所谓的模仿关系时,一方面看其是否袭用了前人作品中的创作语句或行文结构,另一方面更在于作品主旨表达是否存在类似或相同之处。基于以上认识,本论文试图重新审视《梅花歌序》与《兰亭集序》的模仿关系,在寻求《梅花歌序》主旨的基础上,探究旅人创作的思想根源。 由于研究界一直以来认定《梅花歌序》与《兰亭集序》存在模仿关系,本文第一章整理了两篇序文的类似之处。另一方面,据小岛宪之指出,有关行文结构,以往的模仿说并不充分。同样指出两篇序文的不同之处的学者还有井村哲夫。由此得到另一考察线索,即将《兰亭集序》作为唯一的比较对象,仅从遣词造句和行文结构两方面的类似就断定模仿关系有失妥当。除了有必要在更深层次上对两序文主旨进行比较之外,更加需要找寻其他能够与《梅花歌序》进行比较的对象。 而在《万叶集》所收录的和歌中,可以找到其受中国古代文学作品影响的痕迹,其中与汉魏六朝时期诗文的相通之处尤为明显。因此在论文第二章考察了与《兰亭集序》有着类似行文结构的六朝诗序——《金谷诗序》和《游斜川诗序》。而将包括《梅花歌序》在内的四篇序文对比后,发现四者在结构上具有许多共通之处,但是主旨表现上截然不同。究其原因是因为四者记录了大致相同的文学活动,都记载着六朝文人雅士的风雅之举,即在与自然的交流中吟诗赋歌,感叹人生世事。因此,大伴旅人所模仿的实质上正是六朝文人的风雅之心,通过《梅花歌序》表达自己独有的心境与文学特质。 除了受六朝思潮的影响,是否还有其他因素存在,影响了大宰府时期旅人文学特质的形成?因此第三章考察了大宰府时期旅人的创作环境和人生体验,结合该时期具有代表性的《报凶问歌》和《赞酒歌十三首》,对旅人创作的思想根源进行探讨。最后,希望拙论的考察能使旅人的文学特质得到更好的呈现。

【外文摘要】万葉第三期の歌人として、大伴旅人は主に神亀・天平のころに活躍して、78首の和歌を残して、『万葉集』に収録されている。神亀四年、大宰帥として大伴旅人は都から遠く離れた九州の大宰府に赴任した。天平二年、山上憶良など三十一人を集めて、梅を主題にして歌の宴を開いた。よく知られている「梅花の歌三十二首」と「梅花歌序」[ 「梅花の歌の漢文序」という言い方もある。下文は「梅花歌序」にする。]はこの宴会の産物である。この序文が中国の東晋時代の書道家王羲之が書いた「蘭亭集序」[ 「蘭亭叙」または「蘭亭序」と呼ばれることもあるが、本論文は『世説新語』に従って「蘭亭集序」とする。]とよく類似しているという指摘が、日本の江戸時代の国学者契沖の著した『万葉代匠記』に見られる。その後、両序文の共通点をめぐって多くの研究者が色々な考察を展開し、「梅花歌序」は「蘭亭集序」を真似たという結論で一致している。ところが、文学史において後人は先人の作品を模倣したことはなかったとは言えないが、模倣関係と判断する際に、先人の作品と同じ言葉や構文の流れなどを使用することに注意すると同時に、主旨類似するところがあるかどうかの方が重要であろうと筆者は思う。したがって、この観点に基づいて、本論文は「梅花歌序」と「蘭亭集序」の模倣関係を先輩学者の研究成果を踏みながら、更に問い直して、「梅花歌序」の主旨を探る上に、旅人の思想の根底を考察しようとする。 「梅花歌序」と「蘭亭集序」の模倣関係は既に定説になっているので、本論文の第一章はこの両序文の類似点を整理してみる。一方では、小島憲之により、構文の仕組について従来の模倣説は不十分であるという指摘がある[ 小島憲之『上代の本文学と中国文学』(中)第十章、塙書房、1964年]。同じく、模倣説と相違する見地を持つ学者の一人は井村哲夫である。ここにもう一つの考察ヒントが与えられた。いわゆる「蘭亭集序」を唯一の比較の対象として、言葉遣いと行文構造、という二つの点が類似するところがあって、模倣関係と断言するのは不十分であることから、深く意味上に両序文の主旨を比較する以外に、他の「梅花歌序」と比較できる対象を求める必要がある。 そしてまた、『万葉集』に収録されている和歌に、中国古代文学の痕跡が発見できよう。とりわけ、六朝時代の詩文との共通点が数多く見られよう。それが故に、第二章において「蘭亭集序」と同じ行文構造を持つ六朝詩序――「金谷詩序」と「遊斜川並序」を考察してみる。「梅花歌序」を含めて四つの序文を対比してから、行文構造上に四者の共通点が数多くあるが、主旨上にそれぞれの特色がある。なぜかと言えば、これらの四つの序文はほぼ同じ文学活動を書き記しているからである。いずれも六朝時代の文人たちの風雅な言動――自然との交流を通じて、詩文を創作すること、人生などを感嘆することが記されている。従って、旅人は実際に六朝文人たちの風雅な心を模倣しているのである。「梅花歌序」を通して独自な心境と文学趣味を表現しようとしているのだと筆者は思う。それで、大宰府時代の旅人の文学趣味の形成要因に、六朝思潮の他に、他の要素があるか、という問題について、第三章で旅人の創作環境と人生の体験から着手して、大宰府時代の代表的な作品――「報凶問歌」と「讃酒歌十三首」とを照らして、旅人の創作の思想の根底を探求する。最終的に本論文の研究によって、多少でも旅人の文学趣味が一層明らかにされるのではないかと思う。 キーワード:梅花歌序 大伴旅人 思想根底 蘭亭集序

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